#24 フィルターが現実を作る
こんにちは。
今回はフィルターについてお話しようと思います。
#2では、私たちが嫌な気持ちになって生きづらくなるのは、否定的な自己イメージが大きく影響していることをお話しました。
否定的自己イメージとは、内なる自分が持っている幼少期の傷から生じる思い込みです。
それは、嘘、幻想、思い込み、刷り込み、そしてわかりやすく言うと親からの暗示です。
最近だと”フィルター”とも呼ばれているので、今回は”フィルター”という言葉を使用して、改めて説明したいと思います。
#2を読まれていない方はぜひご覧ください。
いつも他人から嫌なことをされるのはなぜ?
そう思った経験は、ありますでしょうか。
「どうしてこんなひどいこと言われなきゃいけない?」
「どうしてこんなひどいことされなきゃいけない?」
「なぜわたしばかり...」
それは、自分の中にある”フィルター”がそういう環境にさせています。
例えば、親から馬鹿にされて育った人は”私は馬鹿にされる人間だ”というフィルターが作られます。
そうすると、自分で”私は馬鹿にされるにふさわしい”と思い込んでいるので馬鹿にしてくる人に自分から近づいていったりします。
もしくは自分から”私は馬鹿にされる人間なので..."という雰囲気を出している為、相手は”馬鹿にして当然の人間だ”と判断し、段々馬鹿にされる言葉が増えるという現象も起きてきたり。
そしてやはり相手から近づいてくることもよくあると思います。
心が満たされていない人は、見下す人間を無意識に探していたりしますから。
幼少期の時に作られたフィルターを通して現実世界が見えるので、幼少期に辛い経験があった人ほど大人になっても辛い気持ちになっている可能性が高いです。
引き寄せの法則
引き寄せの法則はみなさんも聞いたことがあると思います。
欲しいものを書いたり、唱えたり、イメージしたりすると手に入る...夢のような話ですね。
これは、魔法の話ではなくて、人間の心理を利用したものです。
しかし、これも幼少期の傷が関係し、上手くいく人といかない人に分かれます。
引き寄せをしたい人の中にあるフィルターが
”私は馬鹿にされる人間だ”
”私は不幸せな人間だ”
”私は嫌われる人間だ”
というものだったらどうなるでしょうか。
欲しいものを手に入れたら、人から「羨ましい〜!」「すご〜い!と称賛されたり妬まれたりして、馬鹿にはされません。
欲しいものを手に入れたら「しあわせ〜!」と十分幸せを感じ、不幸せから抜けてしまうかもしれません。
欲しいものを手に入れたら、「彼氏もいるし友達もいるし最高!」と人から嫌われないかもしれません。
その為、願ったとしても、自分から叶わないような行動をするようになります。
思い込みを変えるには?
過去の記事で暗示かけ直しなど、ご紹介させていただきました。
インナーチャイルドを癒すのに効果的とされているのは、イメージの中で小さな頃の自分の願いを叶えてあげるというワークです。
昨年私もやってみたのですが、ものすごく眠くなってしまって難しかったので、紹介しませんでした。自分の幼少期を見たくない人は眠くなったりするようです。
最近、簡単なイメージワークに再度チャレンジしたところ、かなり癒されたので、私が行ったイメージワークを次回ご説明しますね。
お読みいただきありがとうございます。
airi