インナーチャイルド 研究ブログ

あなたの「内なる子ども」と向き合ってみませんか

#21 自己主張する大切さ

 

こんにちは。

 

実は、インナーチャイルド が傷ついている人は他人に嫌なことを嫌と言うのがとても苦手です。

もし言えたとしても、それは非常に心に負担がかかります。

また、不機嫌な態度で示してしまったり、我慢した挙句に「嫌!」と爆発してしまったり、適切にNOが言えないこともよくあるでしょう。

 

これは、長年親の顔色を伺って、親のために生きてきたことが原因です。

 

「嫌です。やりたくないです。」と断るのは、自分を守るためにも時には必要ですし、「ここまではいいけど、ここからは厳しい。」とできるところまで伝えるのも大切です。

しかし、幼少期の私たちは親を愛している、そして愛されたいために、必死に親のために頑張ります。

 

「嫌。やりたくない。」と言えたけれど、「わがままだ。」とか言われて否定された経験が何度もある人もいるでしょう。

そうした経験が積み重なると

”断ったら、愛されない”という思い込みが作られます。

そして、断ることに躊躇いをもってしまうのです。

 

 

私は昨年、押しの強い母親に反抗することを諦めて、常に顔色を伺い、母親の言うことは何でも聞いて過ごしていました。

 

そのうち、体に異変が起こり始めました。

体がいつも怠く、しまいには起き上がれなくなってしまいました。

お風呂に入るときも、重い体を必死に持ち上げて、息切れしながらお風呂場へ向かっていました。

 

あまりにも体が重いので、次第にうつの症状だと気がつきました。

それからはカウンセリングを受けて、母親からの頼み事を適切に断れるようになりました。

そして、どんどん体が軽くなっていきました。

 

「今日はできません。」

「あれはできるけれど、これは苦手なのでできればやりたくない。」

「明日ならできるけど、明日でいい?」

「他の人に頼んでくれる?」

 

ついには母親の頼み事すべてをこんな風に「自分の好きな時に行える」ように変わっていきました。

その時には、外の空気が美味しいと感じ、景色がはっきり見え、清々しい気持ちを体験しました。

 

 

私が私の意見をちゃんと聞いてくれてる!

無理をしてない!

 

そんな感動が溢れていました。

 

 

 

 

まずは「嫌」という自分の声を聞いてあげてください。

 

無理して付き合っている人はいませんか?

無理してやっていることはありませんか?

本当は嫌なのに、嫌と言えないことはありませんか?

 

 

相手に伝えられなくてもいいので、まずは”本当は嫌だったこと”を聞いてあげてください。

それを無視し続けると、だんだん無気力になったり、自己否定が自動的に働いたりします。

 

 

あなたが我慢していたことはなんでしょうか。

 

 

ぜひ、考えてみてくださいね。

紙に書き出すとより把握しやすいのでおすすめです。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

 

 

airi